『お金の大学』を実践したら資産2000万円になった話【30代サラリーマンの正直レビュー】
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正直に書きます。この本に出会う前の私は、お金の知識がほぼゼロの、ごく普通の会社員でした。給料日前はいつもソワソワして、保険は勧められるまま入り、投資は「怖いもの」だと思っていました。
そこから両学長の『本当の自由を手に入れる お金の大学』を読んで、書いてあることをひとつずつ実践していった結果——5年前後で、資産は2000万円に届きました。
宝くじも遺産も一発逆転もなしです。この記事では、「本のどこが効いたのか」「実際に何をやったのか」を、読んだだけの書評ではなくやった人間の体験としてレビューします。
※本記事は私個人の体験談です。特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
結論:「読む本」ではなく「やる本」
世の中のお金の本は、読んで「ええ話やった」で終わりがちです。この本が違うのは、「今日、何をすればいいか」まで具体的に書いてあること。
本書の柱は、一生お金に困らないための「5つの力」です。
| 力 | 内容 | 私の実践度 |
|---|---|---|
| 貯める | 固定費を見直して支出を減らす | ◎ 一番効いた |
| 稼ぐ | 給料以外の収入をつくる | ○ |
| 増やす | 貯めたお金を投資で育てる | ◎ 資産の柱 |
| 守る | ぼったくりや詐欺から資産を守る | ◎ 損を防げた |
| 使う | 人生を豊かにする使い方をする | ○ 今も勉強中 |
【目次】
- 私が実際にやったこと①:固定費の見直し
- 正直に言うと、最初はやりすぎました
- 私が実際にやったこと②:つみたて投資
- 私が実際にやったこと③:「守る・使う」の意識
- 資産2000万円までのリアルな道のり
- 改訂版で何が変わった?
- この本が向く人・向かない人
- よくある質問(FAQ)
私が実際にやったこと①:固定費の見直し(即効性No.1)
最初にやったのは、本の「貯める力」の章に書いてある通りの固定費の総点検でした。
- スマホを格安SIMに変更 — 月々の通信費が数千円単位で下がりました
- よく分からないまま入っていた保険を見直し — 本の「本当に必要な保険は少ない」という考え方に沿って整理
- サブスクの棚卸し — 使っていないサービスを解約
地味です。めちゃくちゃ地味です。でも固定費の見直しは一度やれば毎月ずっと効き続けるので、5年経った今も自動で家計を守ってくれています。振り返ると、投資よりも先にこの「土台づくり」から入る順番が正解でした。ここで浮いたお金が、次の「増やす」の弾になるからです。
正直に言うと、最初はやりすぎました
ここは失敗談として書いておきます。本を読んで火がついた私は、固定費だけでは飽き足らず、生活のあらゆる支出に鉈を振るいました。
- 通勤を電車から自転車に変える
- 食費を削るため1日1食にする
- 外食は原則ゼロ
- 散髪もやめてセルフカット
たしかにお金は貯まります。でも、想像つきますよね——しんどいんです。節約が目的化して、日々の楽しみがどんどん削れていく。「これ、何のためにやってるんやろ」と思う瞬間が何度もありました。
そこで気づいたのが、節約は強度より継続だということ。100点の節約を3ヶ月やって燃え尽きるより、70点の節約を5年続けるほうが、資産は圧倒的に増えます。
なので途中から、続けられる強度まで意識的に緩めました。無理な我慢はやめて、「これは苦にならず続くか?」を基準に取捨選択する。結果として、緩めたあとのほうが長く続き、資産も安定して伸びていきました。
これから始める人に伝えたいのは、最初から完璧を目指さなくていいということです。本に書いてあることを全部一気にやる必要はありません。「続けられそうなもの」から始めて、生活に馴染んだら次へ——それで十分間に合います。
私が実際にやったこと②:つみたて投資(資産の柱)
固定費で浮いたお金の行き先が、「増やす力」の章で解説されているインデックスファンドへの積立投資でした。
私がやったことは本当にシンプルで、NISA口座をつくって、毎月決まった額をインデックスファンドに積み立てる。以上です。個別株の売買も、値動きを毎日見ることも、していません。
正直、最初は「こんな地味なやり方で増えるんか?」と半信半疑でした。でも数年単位で続けた結果、資産形成のいちばん大きな柱になりました。相場が下がって不安な時期もありましたが、「淡々と積み立てを続ける」という本の教えに従えたのは、仕組みを本で理解していたからだと思います。
※投資には元本割れのリスクがあります。私の結果が誰にでも再現される保証はありません。
私が実際にやったこと③:「守る・使う」の意識
意外と語られませんが、私はこの本の「守る力」の章に何度も救われました。
世の中には「儲かる話」の顔をしたぼったくりが本当に多い。不動産投資の営業電話、手数料の高い金融商品、うまい話のDM——この本を読んでいたおかげで、「これは本に書いてあったやつや」と気づいて避けられた場面が何度もあります。増やすことより、変な損をしないことのほうが実は難しくて、効果も大きい。これは実践して初めて分かりました。
そして「使う力」。資産が増えてくると、今度は使うのが怖くなるんです(これは本当です)。価値あるものにはちゃんと使う、という考え方は、今も勉強中です。
資産2000万円までのリアルな道のり
誇張したくないので、正直に書きます。
- 期間は5年前後かかりました。一夜で増えたわけではありません
- 伸び方は「じわじわ→後半加速」です。最初の1〜2年は正直、変化が地味でした。固定費見直し+積立の効果が雪だるま式に効いてくるのは3年目以降でした
- 「貯める→増やす」の順番を守ったのが大きかったです。先に投資から入っていたら、入金力が足りず挫折していたと思います
- 収入や家族構成で速度は人それぞれです。ただ、「何をどの順番でやるか」の地図があるかないかで、道のりは大きく変わると感じています
この「地図」が『お金の大学』です。
改訂版で何が変わった?
私が最初に読んだのは旧版ですが、2024年11月に出た改訂版は中身が大きくアップデートされています。
- 新NISA(2024年開始の制度)に完全対応 — 旧版の情報で止まっていた部分が最新化
- 52ページの大増量(全324ページ)で、Q&Aが30本追加
- シリーズ累計は194万部を突破
これから読むなら、制度情報が新しい改訂版一択です。
この本が向く人・向かない人
向いている人
- 「何から始めればいいか分からない」お金の初心者
- 貯金がなかなか増えないと感じている会社員
- 難しい本が苦手な人(フルカラー&会話形式で、活字が苦手でも読み切れます)
向かない人
- 短期間で一発逆転したい人(そういう本ではありません。むしろ逆です)
- すでに資産運用の知識が深い人には、基本的すぎるかもしれません
よくある質問(FAQ)
本の通りにやれば誰でも資産2000万円になれますか?
なれるとは言えません。収入・支出・始める時期によって結果は大きく変わりますし、投資には元本割れのリスクもあります。ただ「何をどの順番でやるべきか」の道筋は誰にとっても参考になると、実践した立場から感じています。
旧版を持っていますが、改訂版を買い直す価値はありますか?
新NISA対応が最大の違いです。旧版の制度情報は古くなっているので、これから実践する人・制度周りを最新にしたい人は改訂版をおすすめします。
投資の経験がゼロでも読めますか?
読めます。私自身、投資経験ゼロ・知識ゼロの状態から読み始めました。フルカラーの図解と会話形式で、お金の本のなかでは圧倒的に読みやすい部類です。
読むだけで意味はありますか?
正直、読むだけでは何も変わりません。この本の価値は「今日やること」が書いてあることなので、固定費の見直しひとつでも実際に動くことをおすすめします。
節約はどこまでやるべきですか?
「続けられる強度」までです。私は自転車通勤・1日1食・セルフカットまでやって一度苦しくなり、緩めてから長続きしました。強度より継続を優先するのが、遠回りに見えて一番の近道です。
まとめ:5年前の自分に「早く読め」と言いたい
- 『お金の大学』は、読むだけでなく「やる」ための本
- 私は「貯める→増やす→守る」の順で実践し、5年前後で資産2000万円に届いた
- 最初はやりすぎて苦しくなった。節約は強度より継続——続けられる形に緩めるのも実力のうち
- 一発逆転はないが、再現性のある地図として、これ以上の入門書を私は知りません
お金の不安は、知識で確実に減らせます。5年前の自分に会えるなら、間違いなくこの本を手渡します。

